不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/5/30

首都圏売物件、新築戸建は高額物件に需要がシフト、成約価格上昇続く/アットホーム調べ

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける首都圏2006年4月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。

 これによると、物件登録数は中古マンションが1,805件(前年同月比▲15.5%)となり、前年同月比で4ヵ月連続のマイナス。新築戸建についても11,150件(同▲14.3%)で、2ヵ月連続のマイナスとなった。

 首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たりでは30.77万円(同▲4.5%)で16ヵ月連続のマイナス、1戸当たりは1,894万円(同▲5.6%)と16ヵ月連続のマイナスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,368万円で前年同月比6ヵ月連続の上昇となったが、中古戸建は同2,942万円となり9ヵ月連続の下落。

 首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが前年同月比で3ヵ月連続減。また、前月過去最高を記録した新築戸建も前年同月比▲13.7%の2,122件、中古戸建についても前年同月比▲9.5%とマイナスに転じた。

 首都圏平均の成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33.09万円で3ヵ月連続の上昇、1戸当たりでは1,975万円と、ともに3ヵ月連続の上昇となった。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。