不動産ニュース / その他

2006/5/31

家づくりにおけるディスクロージャーシステムを本格稼動/ウィークエンドホームズ社

 建築家と消費者とのマッチングサービスを手がける(株)ウィークエンドホームズ社(東京都渋谷区、代表取締役社長:森本剛民氏)は、これまで行なっていた個人向け建築家住宅プロデュース事業において、従来からの登録建築家のネットワークに加え、施工会社についてもネットワーク化。さらに原価公開見積もりルールや、早期からの工務店のプロジェクト参加制度、コンピューターを活用して家づくりのあらゆる情報をプロジェクトチームが共有するシステムを構築、よりオープンで透明性の高い家づくりシステムを実現したと発表した。

 同社では、家づくりに慣れ、技術面・財務状況ともに信頼性の高い施工会社を「特命工務店」としてネットワーク。現在登録されている100社の特命工務店の中から建築地近隣の数社を紹介、施工事例の見学や面談などを経て施工会社1社を決めてもらうシステムを導入した。また、決定した特命工務店は設計段階からプロジェクトに参加する体制を確立したことで、建築主・建築家・工務店・同社の4者によるチームで理想の住宅実現へと進めていくシステムを完成させた。
 合わせて原価公開見積もりルールの徹底化を図り、さらに家づくりのスタートから完成までのあらゆる情報をチーム全体で共有するコンピューターシステム「PEQCS」を独自に開発。同システムの稼動により、相互の連絡やお知らせ、設計・工事スケジュールと進行状況、図面などをすべてオープンにすることを可能とした。

 同社では、この取り組みにより家づくりにおけるディスクロージャーを推し進め、合理的価格と品質の保証および情報の共有化を通して今後ともより満足度の高い「建築家住宅」づくりに取り組んでいく、としている。

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