不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/6/16

卸販売中止、株式販売などが影響して減収減益/サーラ住宅06年10月期中間期業績

 東海地方を中心に展開しているサーラ住宅(株)は15日、「2006年10月期中間決算短信(連結)」を発表した。

 当中間期の売上高は169億3,900万円(前年同期比▲19.9%)、営業利益3億7,400万円(同▲27.2%)、経常利益3億7,700万円(同▲24.4%)、中間利益は2億4,600万円(同15.5%増)であった。

 セグメント別には、住宅事業においては、2005年11月にSBS天竜川ハウジングセンター内に2棟目の展示場をオープン、同年同月に豊川営業所を移転するなど、営業基盤の再構築に注力し、各種体験会などのイベントを積極的に実施、受注活動を推進した。また、団塊ジュニア層のニーズに合致した商品展開を中心にした建売分譲住宅の販売活動、分譲土地については開発物件に積極的に取り組んだ結果、同事業は増収増益となり、売上高は103億7,100万円(同0.8%増)、営業利益は1億9,600万円(同▲36.1%)となった。

 一方、住宅部資材加工・販売事業は、同社以外への販売強化などに積極的に取り組んだ結果、全体としての売上高総利益率は改善したものの、卸販売を中止したため売上高、営業利益ともに前年同期を大きく下回り、売上高は76億1,800万円(▲同34.9%)、営業利益は1億1,000万円(▲40.8%)となった。

 また、2005年4月に連結子会社である中部ホームサービス(株)が所有するラックペーパー(株)の全株式を売却しているため、「その他事業」は実施していない(年月期、同事業は売上高1億1,000万円、営業利益は1,000万円)。

 なお、通期業績については、売上高362億2,000万円、経常利益10億3,700万円、当期純利益5億4,600万円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。