不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/7/26

首都圏住宅地・中古マンション価格上昇続く/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は26日、「第37回リハウス・プライスリサーチ」を発表した。首都圏中古マンション価格と住宅地価格を定点観測し四半期ごとに発表しているもの。

 2006年4~6月の住宅地価格の四半期変動率は1.9%(前回調査1.4%)、中古マンションは1.3%(同0.6%)といずれも上昇し、変動率も拡大した。2005年7月~2006年6月の年間変動率は住宅地が5.3%、中古マンション2.5%と上昇基調が鮮明になっている。住宅地では、109ヵ所の調査地点のうち36ヵ所で上昇(同28ヵ所)、中古マンションは195ヵ所のうち40ヵ所が上昇した(同25ヵ所)。

 住宅地変動率を地域別にみると、東京23区が3.6%(同2.2%)、東京市部1.2%(同2.0%)、千葉県1.0%(同0.3%)、埼玉県1.4%(同1.1%)、横浜市・川崎市1.2%(同0.8%)、神奈川県その他の市2.0%(同0.8%)といずれもプラスで、東京23区の年間変動率は10.6%と2ケタに達している。
 同様に、中古マンション変動率を地域別にみると、東京23区2.4%(同1.1%)、東京市部1.1%(同±0.0%)、千葉県▲0.3%(同1.4%)、埼玉県0.5%(同▲0.6%)、横浜市・川崎市1.3%(同0.3%)、神奈川県その他の県0.4%(同0.5%)と東京支部・東京23区・横浜市・川崎市で変動率が拡大している。

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