プロロジスは8日、中国北東部の都市・大連で物流施設団地「プロロジスパーク大連港」を開発すると発表した。大連港は、中国国内に3つある「自由貿易港」の1つであり、同社の中国国内での事業展開上の戦略的重要市場として捉えていく。
同施設開発のため、合弁会社を通じ、大連港に29万平方メートルの物流施設用地を確保。同時に、同地域内の既存物流施設約2万1,800平方メートルを取得した。取得した用地は、大連コンテナ埠頭や2010年予定の拡張工事計画用地に近い。
同社は、2004年から中国での業務を開始。現在、大連を含め6つの主要港でプロロジスパークの開発を進めている。また、中国各地の主要物流拠点に、約38万平方メートルの物流施設を所有・管理している。