不動産ニュース / 開発・分譲

2007/4/17

「新丸ビル」オープンに先駆け内覧会を開催/三菱地所

自由に利用できるラウンジ
自由に利用できるラウンジ
「日本創世ビレッジ」。入って右側がオフィススペース、左が東京21Cクラブ
「日本創世ビレッジ」。入って右側がオフィススペース、左が東京21Cクラブ

 三菱地所(株)は「新丸ビル」の27日のグランドオープンに先駆け、マスコミ向けに一部内覧会を開催した。

 今回公開されたのは9階~10階の「ビジネスエンパワーメントゾーン」および14階のオフィスゾーン、1階~5階の商業ゾーンなど。

 「ビジネスエンパワーメントゾーン」9階では入居者が利用できるジムやラウンジなど、快適な環境を共有するスペースやサービス機能が充実。また、10階の「日本創生ビレッジ」は「丸ビル」から移転する「東京21Cクラブ」と、事業初期段階にあるベンチャー企業を主なターゲットとしたインキュベーションオフィスで構成される、日本初の“新事業の創造拠点”となっており、広報面のサポートなどをすることで、入居企業の支援体制を整備していく。同社ではこれをリーシング事業の一部と捉え、力を入れていくとしている。

 なお、同ビルは満室で稼動することが決定しており、オフィスゾーンには「日興シティグループ証券(株)」や「(株)インクス」、「モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所」、「三菱UFJリース(株)」などが入居し、地下1階から地上7階までの商業ゾーンは「素敵な空間」をコンセプトに153店舗が集積。
 また、2007年秋には「ザ・ペニンシュラ東京」が開業し、同社が1998年から推進してきた丸の内再構築第1ステージが完了することになる。

 冒頭に行なわれた会見で広報部長の風間利彦氏は「丸の内構想第2ステージも着工している。東京を盛り上げ、ロンドンや香港のような世界の都市と競争できるまちにしていきたい」と述べた。

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