物流施設専門の不動産開発会社プロロジスは10日、計画中のマルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク市川I(ワン)」(千葉県市川市)の起工式を6月27日に行なうと発表した。
「プロロジスパーク市川I」は、地上5階建て、敷地面積6万5,965平方メートル、延床面積約14万9,733平方メートル。各階へコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基備える大型物流施設。
開発予定地は、首都高速湾岸線千鳥町ICより車で約1.5km、JR京葉線「市川塩浜」駅より1.3kmで、東京都心からは車で30分圏内に位置する。
1階から5階の各階の建物内中央を南北に通る屋内型大型車路を設けることで、施設を大きく2棟に分割し、その中央車路の両側東西に倉庫スペースを設置する。
オフィス部分を含む東西スペース合計1フロア面積は約2万5,000平方メートルとなり、国内のプロロジスパークで最大の広さとなる。
竣工は2008年11月末を予定しており、稼動に向けて利用企業の募集を開始する。
なお、同社では「プロロジスパーク市川II」(千葉県市川市)も2007年末の着工をめざし、現在、施設計画を進めている。