不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/5/11

住宅の消費税アップ、96%が反対/住団連調査

 (社)住宅生産団体連合会(会長:和田勇氏)は10日、「住宅の消費税に係る意見募集」に寄せられた意見の4月分集計報告を発表した。同募集は、4月1日から7月31日まで実施するもので、4月の1ヵ月間に全国から54人が意見を寄せた。

 今回意見を寄せた54人のうち、住宅の消費税率アップに賛意を示したのは2人だけで、96%に相当する52人が「反対」を表明した。反対理由(複数回答)64件のうち、最も多かったのは「マイホームの夢が壊れる」「買い控え・建て控えが生じる」「購入・建築意欲や労働意欲がなくなる」の18件(28.1%)。

 また、消費税についての提案が42件寄せられ、このうち29件(69.0%)が「住宅消費税率の引き下げ」「非課税・軽減税率の適用」などを提案しており、住宅に係る消費税のあり方について再検討を求める声が多かった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。