不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/7/17

不動産開発事業の好調で増収増益/プロパスト07年5月期決算

 (株)プロパストは13日、2007年5月期決算を発表した。

 当期(2006年6月1日~07年5月31日)の売上高は804億600万円(前期比87.4%増)、営業利益134億2,400万円(同158.9%増)、経常利益93億3,100万円(同194.2%増)、純利益49億100万円(同175.8%増)。
 
 主力の不動産開発事業は、用地獲得および企画・販売の活動が中心となった。また、個別分譲案件で「コンポジット日本橋」(東京都中央区、総戸数78戸)、「T-プエンテ」(東京都中央区、総戸数71戸)などの引渡しを行ない売上高121億1,500万円(前年度比▲54.9%)となった。
 資産活性化事業では、地価の上昇等の不動産を取り巻く環境にいち早く適応できたことにより、売上計上プロジェクト件数は35件となり、売上高は676億1,700万円(同340.1%増)となった。
 また、同グループが所有する資産を賃貸する賃貸その他事業については、運用資産が高稼働率で推移。売上高は6億7,200万円(同0.6%増)となった。

 次期見通しについては売上高1,096億円、営業利益195億4,000万円、経常利益122億4,700万円、純利益65億5,200万円を見込んでいる。

 また同社は、同日、中期経営計画「GRIP 2010」を策定した。

 成長局面の中、プロジェクト数は121に及び、仕入れおよび販売活動の推移によるプロジェクト数の増減、プロジェクト方針変更および企画・開発の進捗状況把握による売上高・利益の計上時期の見込みなど、事業拡大に伴う人員増加に対応する人件費増加等の販売費および一般管理費の増加、借り入れ金利息および融資手数料の支払いによる営業外費用の増加などを鑑みた結果、中期経営計画を1年単位のローリング方式で策定することとした。

 10年5月期で売上高2,100億円、経常利益200億円、純利益107億円を計画数値としている。

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