和田興産(株)、藤澤建設(株)、(株)日本クリエイトは19日、マンション事業における業務提携につき、基本協定を締結した。
3社の間では、経営トップによる定期的情報交換の場が設けられていたが、マンション事業をさらに成長させるためには、企業レベルでの提携が必須との認識から、今回の業務提携に至ったもの。
具体的には、3社による「仕入れ案件検討会」(仮称)を設置。用地の評価、土地取引の問題と解決策、商品企画・建築コストの妥当性、対象不動産の周辺情報と近年の販売実績などについて、情報・ノウハウの共有を行なう。また、用地仕入れや商品企画部門の人事交流や販売機能・販売チャネルの相互提供、販売代理、販売紹介などによる販売強化を図る。
当面は、首都圏におけるマンション事業において、情報・ノウハウを共有。共同事業への取り組み、相互の機能補完などで、各社の生産性向上と品質向上を図り、収益拡大を狙う。
なお、各社の直近のマンション事業規模は、和田興産が売上高264億円・分譲戸数879戸(07年2月期)、藤澤建設が110億円・403戸(06年12月期)、日本クリエイトが24億円・84戸(07年3月期)。