(株)アーバンコーポレイション、JFE都市開発(株)、アーバンライフ(株)は、大阪ベイエリアの大規模複合開発「咲洲コスモスクエアプロジェクト」(大阪市住之江区)のプロジェクト概要を発表した。
同プロジェクトは、大阪市営地下鉄中央線「コスモスクエア」駅徒歩2分に位置。総開発面積2.2ヘクタールに及ぶ大規模開発。コスモスクエア地区は、歩行者デッキによるバリアフリー化、商業施設、医療大学の進出などが進んでいる。「咲洲プロジェクト」は、05年11月、アーバンコーポレイションが「咲洲コスモスクエア地区住宅開発事業者」に選定され、同社が総合的な街づくり計画を推進してきた。
敷地は、東西に流れる咲洲キャナルによって北敷地(約1万4,800平方メートル)と南敷地(約7,200平方メートル)に分かれ、キャナルを取り囲むように公開空地や緑化空間を作って憩いの場を創造。数棟のマンションを建設することで、様々なライフスタイルのある街づくりを提案してゆく。
北敷地の4棟は、「アーバンビュー咲洲」と命名。分譲マンション600戸と生鮮食品スーパーなど商業施設数区画を07年3月に着工しており、9月からはマンションパビリオンを公開。11月から販売を開始する予定。建物は、地上23階地下1階建て、高層棟と中層棟の4棟で構成する。住戸の専有面積は66平方メートル~129平方メートル。建物竣工は、09年3月を予定。
なお、南敷地については、共同住宅と生活利便施設の開発を予定しており、現在詳細を検討中。