不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/8/14

建築費は上昇傾向、平均3,348万円/住団連が顧客実態調査を発表

 (社)住宅生産団体連合会は、「2006年度 戸建注文住宅の顧客実態調査」報告書を取りまとめ発表した。2000年度から実施しているもので、対象エリアは3大都市圏と地方都市圏(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)。有効回答数は3,540件。

 調査によると、戸建て注文住宅の平均顧客像は、年齢43.7歳、家族数3.63人、世帯年収878万円。住宅の延床面積142平方メートル、建築費3,348万円、2世帯同居率14.8%となり、建築費はここ数年上昇傾向となっている。

 世帯主は、30歳代が中心であることは変わりないが、05年までの増加傾向から一転、減少した。逆に、減少傾向が続いていた50歳、60歳台が増加した。

 また、昨年まで減少傾向が続いていた「建て替え」が2.8ポイントと大幅増加。建て替え比率は38.7%となった。
 
 なお同協会は、報告書(A4版 143ページ)を実費にて頒布する。頒布価格は2,000円(税込)、申し込み希望者は、住団連ホームページ図書申込書で受け付ける。FAX送付先は、03-3592-6464。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。