国土交通省は17日、「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」の技術開発課題を募集すると発表した。
同事業は、環境問題等の政策課題に対応するため、先導的な技術開発を行なう民間事業者等に対し、国が支援を行ない、技術開発と実用化を図るのが目的で、今回で4回目の募集。
今年度も昨年度同様、「住宅等におけるエネルギーの効率的な利用に資する技術開発」「住宅等に係る省資源、廃棄物削減に資する技術開発」「住宅等の安全性の向上に資する技術開発」について募集する。
応募課題の審査および開発成果の評価は、学識経験者からなる住宅・建築関連先導技術開発審査委員会が実施。採択されたプロジェクトには、技術開発に要する費用の2分の1以内(限度額:国費1億8,000万円/年・件、3年以内)の補助金が交付される。募集要項は以下のとおり。
■「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」
応募期間:2008年1月17日~2月29日
応募者:共同して技術開発を行なう者(単独での応募は不可)
問い合わせ:国土交通省住宅局住宅生産課 TEL 03-5253-8111