不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/2/29

08年8月期中間期予想、連結・単体とも売上高を下方修正/ノエル

 (株)ノエルは28日、2008年8月期中間期(07年9月1日~08年2月29日)の業績予想を修正したと発表した。

 修正後の連結予想は、売上高373億円(前回発表比▲15.8%)、営業利益4億6,000万円(同▲4.2%)、経常損失6億1,000万円(同2,000万円増)、当期純損失4億8,000万円(同1,000万円増)。

 また個別予想は、売上高358億円(同▲15.8%)、営業利益6億円(前回発表と同値)、経常損失4億円(同)、当期純損失3億500万円(同)とした。

 連結業績予想について、売上高はディベロッパーの仕入抑制傾向や、金融機関の融資姿勢の慎重化の影響を受け、分譲事業用地と収益不動産の法人顧客への引渡しが下期にずれ込み、当初の予想を下回ることとなった。
 営業利益は、売上高減少に伴う売上総利益の減少分を、広告宣伝費等の販売費および一般管理費の削減により概ね吸収し、微減にとどめたものの、これらの理由により、経常損失、当期純損失は微増する見通しとなった。

 個別業績予想については、連結業績予想と同様の理由により、売上高を下方修正した。利益面での変更はない、とした。

 なお、通期業績予想については、前回予想数値からの変更はない。
 

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