不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/14

2010年度の営業利益1,150億円をめざす/大和ハウス、中期経営計画策定

 大和ハウス工業(株)は13日、2008~10年度の大和ハウスグループ「第二次中期経営計画-Challenge 2010-」を策定したと発表した。

 同計画は、「利益体質の強化」と「将来に向けた収益源の育成」をメインテーマに策定したもの。

 基本方針として、「グループ連携によるさらなる成長の実現」、「将来に向けた新たな収益源の育成」、「ストック・超高齢社会に向けた研究開発と地球温暖化防止への取り組み」、「経営基盤の強化」の4つを掲げている。
 具体的には、事業の戦略単位を見直し、30以上あった事業を8つのカテゴリーに分類、意思決定の迅速化や専門性の確保を図っていく。また、エネルギー・ロボット事業など次世代事業への取組みを強化するほか、中国を中心とした海外市場への進出も強化するとしている。

 事業戦略としては、戸建住宅について分譲モデルハウス「街角LABO」の拡大を図るとともに、住生活基本法にも対応した超長期優良住宅ブランドを確立するとしている。マンションについては、三大都市圏を中心とした大型・タワー・再開発に注力。さらに、商業施設やホテル等との複合開発を積極展開していくとした。また、住宅ストックについては、住居系ストックを対象に増改築事業の拡大を図っていく。

 これらを踏まえ、2010年度は連結の売上高1兆8,500億円、営業利益1,150億円をめざす。

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