不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/14

開発建設事業の不振等により、減収減益/日本ハウズイング08年3月期決算

 日本ハウズイング(株)は13日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結経営成績は、売上高637億6,700万円(前年同期比▲41.0%)、営業利益28億1,600万円(同▲18.5%)、経常利益25億1,600万円(同▲2.7%)、当期純利益10億2,200万円(同▲7.3%)。

 マンション管理事業では、海外を含めたグループ全体の管理戸数が1万8,483戸純増し、当期末時点で39万2,142戸となり、売上高は298億2,100万円(同4.3%増)となった。しかし、人員の増強や、期中に株式取得した連結子会社2社ののれんを一括償却したことなどから、営業利益は25億800万円(同▲2.1)の減収となった。

 ビル管理事業では、当期末時点における国内のオフィスビルの管理受託件数は417棟(同▲3棟)となった。既存管理物件の建替えによる解約や、新規受託が伸び悩んだことから、売上高44億2,200万円(同▲1.1%)、営業利益2億9,800万円(同▲8.3%)となった。

 開発建設事業では、首都圏を中心としたワンルームマンションの販売戸数が減少したことに加え、連結子会社による札幌市内のファミリーマンション販売も低調に推移。そのほか、前期の大型プロジェクト竣工の影響もあり、売上高130億9,000万円(同▲78.2%)、営業利益4憶8,600万円(同▲61.7%)を計上した。

 次期は、売上高630億円、営業利益27億円、経常利益25億円、当期純利益10億円を見込む。

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