不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/8/18

事業環境の悪化が影響、営業損益3億9,700万円/リビングコーポレーション09年3月期中間決算

 (株)リビングコーポレーションは15日、2009年3月期中間決算を発表した。

 当期(2008年1月1日~6月30日)の個別売上高は28億8,100万円(前年同期比▲11.6%)、営業利益▲3億9,700万円、経常利益▲4億7,400万円、当期純利益▲5億2,900万円となった。

 当期は、これまで主要業務として販売を行なってきた不動産ファンドの投資活動の停滞から、個人および事業法人向けの販売経路の多様化を図る一方、東京都以外の事業展開を図ることを目的に、東海地方で建築事業を展開しているSBIプランナーズ(株)を子会社化した。
 また、業績については賃貸用デザインマンション4件の引渡しやデザインビジネスホテルなどの引渡しがあったが、たな卸し資産の簿価切り下げなどが影響し、赤字となった。

 なお、SBIプランナーズを連結対象としたことから、決算を連結決算に移行。業績予想の変更を行ない、通期(08年1月1日~09年3月31日)の連結売上高135億円、営業利益▲5億円、経常利益▲7億円、純利益▲7億5,000万円を見込んでいる。

 併せて、個別予想の下方修正を発表。売上高90億円(前回発表増減額:▲40億円)、営業利益▲6億円(同▲13億3,000万円)、経常利益▲7億5,000万円(同▲13億円)、当期純利益▲8億円(同▲11億1,500万円)とした。
 事業環境の悪化に伴うもので、経営責任を明確にするために、役員報酬の減額も8ヵ月間実施する。

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