エス・バイ・エル(株)は18日、住宅の建築工程ごとに必要な建築部材を納入する「邸別生産方式」を全国の住宅建築の現場で9月より本格導入すると発表した。
「邸別生産方式」は、住宅用パネル等の建築部材を建築工程の必要なタイミングでタイムリーに供給するもの。
従来の「ロット生産方式」は、住宅の需要予測のもとに部材をあらかじめ一定量製造・購入するため、在庫や物流に要する余剰費用が発生していた。このたび、「邸別生産方式」を導入することで、在庫の削減による在庫経費の圧縮、物流経費の削減が可能となり、住宅建築の大幅な原価低減が実現する、としている。