(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける10月の市況動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,273件(前年同月比▲11.0%)と、6ヵ月ぶりの減少となった。都県別では、東京都1,015件(同▲10.2%)、埼玉県281件(同▲18.5%)、千葉県324件(同▲16.4%)、神奈川県653件(同▲5.6%)と、全都県で減少、神奈川県を除き2ケタ減となった。
成約単価は、1平方メートル平均で38万5,700円(同▲2.2%)となり、6ヵ月連続の下落となった。都県別では、東京都51万1,400円(同▲4.0%)、埼玉県23万3,800円(同▲5.1%)、千葉県24万1,300円(同▲0.5%)、神奈川県35万3,500円(同▲1.4%)と、すべての都県において下落した。成約平均価格は2,523万円(同▲1.2%)、成約平均専有面積は、65.41平方メートル(同1.0%増)だった。
一方、首都圏戸建の成約件数は883件(同▲6.3%)と、2ヵ月連続で減少した。成約平均価格は3,369万円(同▲6.7%)だった。