国土交通省は10日、平成20年9月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は5兆1,261億円(前年同月比▲6.1%)で、7ヵ月連続で減少した。このうち、元請受注高は3兆6,372億円(同▲7.7%)、下請受注高は1兆4,889億円(同▲1.9%)だった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆434億円(同▲7.5%)、民間等からの受注高は2兆5,938億円(同▲7.8%)と、ともに2ヵ月連続の減少だった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は1兆40億円(同▲6.4%)。このうち、「国の機関」からは3,304億円(同▲0.9%)、「地方の機関」からは6,737億円(同▲9.0%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は1兆156億円(同12.9%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は4,039億円(同6.3%増)だった。