不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/12/18

首都圏中古マンション価格、14ヵ月ぶり3,000万円台割れ/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは18日、2008年11月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を、各行政区単位ごとに集計・算出、その平均坪単価を70平方メートル換算したもの。

 同月の首都圏中古マンション価格は2,969万円(前年同月比▲6.5%、前月比▲1.9%)で、8ヵ月連続の下落、14ヵ月ぶりに3,000万円台を割り込んだ。

 都県別では、東京都が 3,886万円(同▲8.5%、同▲2.4%)、神奈川県が2,517万円(同▲5.1%、同▲0.4%)、埼玉県が1,786万円(同▲4.3%、同 ▲1.8%)、千葉県が1,793万円(同▲2.2%、同3.0%増)となった。

 主要都市別では、東京23区が4,227万円(同▲9.1%、同▲2.4%)、横浜市が2,691万円(同▲3.7%、同▲0.8%)、千葉市が 1,785万円(同2.9%増、同1.2%増)、さいたま市が2,031万円(同▲5.0%、同▲2.8%)と、千葉市では反転上昇、さいたま市では反転下落と価格推移に違いがみられたが、中古マンション流通が多い東京23区や横浜市では08年2月をピークに下落基調が続いている。

 また、近畿圏は1,839万円(同▲4.1%、同▲1.7%)、中部圏は1,495万円(同▲0.7%、同0.1%増)となった。

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