国土交通省はこのほど、「平成19年度住宅用地完成面積調査報告」を発表した。
同年度の住宅用地完成面積は、2,907万4,000平方メートル(前年度比▲0.4%)となり、9年連続で減少した。種類別では、一団地の住宅用地が1,143万2,000平方メートル(同13.5%増)と9年ぶりに増加。小規模開発の住宅用地は1,549万5,000平方メートル(同▲5.8%)で再び減少、再開発的な住宅用地が199万9,000平方メートル(同▲17.6%)と3年連続の減少。別荘用地も14万8,000平方メートル(同▲40.6%)と、再び減少している。
発注者別では、民間が2,419万8,000平方メートル(同▲4.0%)で11年連続の減少、公共が487万6,000平方メートル(同22.3%増)で9年ぶりに増加した。構成比は、民間83.2%、公共16.8%となる。
圏域別では、首都圏が726万6,000平方メートル(同33.2%増)で5年ぶりの増加。近畿圏が225万平方メートル(同4.8%増)で4年ぶりの増加となったが、中部圏は146万平方メートル(同▲19.2%)と2年連続で減少している。