不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/4/2

住宅用地完成面積、9年連続の減少/国土交通省調査

 国土交通省はこのほど、「平成19年度住宅用地完成面積調査報告」を発表した。

 同年度の住宅用地完成面積は、2,907万4,000平方メートル(前年度比▲0.4%)となり、9年連続で減少した。種類別では、一団地の住宅用地が1,143万2,000平方メートル(同13.5%増)と9年ぶりに増加。小規模開発の住宅用地は1,549万5,000平方メートル(同▲5.8%)で再び減少、再開発的な住宅用地が199万9,000平方メートル(同▲17.6%)と3年連続の減少。別荘用地も14万8,000平方メートル(同▲40.6%)と、再び減少している。

 発注者別では、民間が2,419万8,000平方メートル(同▲4.0%)で11年連続の減少、公共が487万6,000平方メートル(同22.3%増)で9年ぶりに増加した。構成比は、民間83.2%、公共16.8%となる。
 
 圏域別では、首都圏が726万6,000平方メートル(同33.2%増)で5年ぶりの増加。近畿圏が225万平方メートル(同4.8%増)で4年ぶりの増加となったが、中部圏は146万平方メートル(同▲19.2%)と2年連続で減少している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。