不動産ニュース / 政策・制度

2009/4/21

東京都、「美竹ビルマンション建替組合」の設立を認可

 東京都はこのほど、マンション建替えの円滑化等に関する法律に基づき、東京都渋谷区の「美竹ビルマンション建替組合」の設立を認可した。

 同マンションは築後49年が経過し、建物および設備の老朽化や建物の構造安全性等の面から、鉄筋コンクリート造6階建て、延床面積5,640平方メートルの事務所区画を含む区分所有マンション(住戸数40戸)を、鉄筋コンクリート造地上17階地下2階塔屋1階建て、延床面積2万6,200平方メートル(住戸数168戸ほか事務所1区画)に建て替えるもの。

 同マンションでは、2003年6月に建替え推進決議・建替計画委員会が設置され、08年9月に建替え決議が成立した。

 事業施行期間は09年4月~13年3月。
 参加組合員は(株)新日鉄都市開発。

 なお、都内における同法に基づく認可は今回で18件目。

 東京都は今後とも、同法の事務を通じて、管理組合をはじめ都民の相談に応じるほか、分譲マンション建替え・改修アドバイザー制度や、建替えにあたっての設計費・除去費・共同施設設備費等に対する補助金(東京都都市居住再生促進事業)を活用して、円滑な建替えが進められるよう支援していく方針。

 

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