東京都はこのほど、「東京都在宅高齢者生活実態調査」結果を発表した。
同調査は東京都が08年8~12月、都内在宅の認知機能の低下がみられた高齢者250人とその家族を訪問し、認知機能の程度や心身の健康状態、要望や今後の希望等について直接質問したもの。
居住意向に関し、高齢者本人に「現在住んでいる地域に住み続けたいか」との質問では「ぜひ住み続けたい」が72.8%と最も多く、次いで「できれば住みたい」が16.0%となった。
その理由としては、「地域の様子をよく知っていて、慣れているから」が39.6%と最も多かった。
一方、「機会があれば、他の地域に住み替えたい」は8.0%、「ぜひとも他の地域に住み替えたい」は1.2%に留まったが、その理由として「親や子ども、親族、知人など知り合いの近くに住みたいから」が26.1%と最も多くあげられた。
同調査の詳細は東京都ホームページを参照のこと。