不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/9

広宣費や固定費の圧縮で、赤字幅を縮小/新日本建物10年3月期第2四半期決算

 (株)新日本建物は6日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結売上高は138億9,900万円(前年同期比▲30.2%)、営業損失2,900万円(前年同期:営業損失16億5,900万円)、経常損失2億1,800万円(同:経常損失16億4,000万円)、当期純損失2億2,000万円(同:純損失14億6,800万円)。

 現在、主軸に位置づけている買取再販事業において、未完成物件の仕入れ活動を積極的に行なったほか、マンション販売事業における広告宣伝費の抑制、人件費をはじめとした固定費の削減、有利子負債の圧縮による支払い利息の抑制に取り組んだ結果、赤字幅を縮小した。

 セグメント別にみると、流動化事業は前年同期比2件減の4件となり、売上高41億1,300万円(前年同期比▲13.7%)、営業利益2億8,600万円(前年同期:営業損失10億7,600万円)。

 マンション販売事業は、前年同期比72戸減の215戸を計上し、売上高69億9,100万円(前年同期比▲12.8%)、営業利益4,600万円(前年同期:営業損失3億3,300万円)。戸建事業は180棟を販売し、売上高25億7,700万円(前年同期比▲63.5%)、営業利益1億2,200万円(同▲71.4%)となった。

 なお、通期では、連結売上高304億円、営業利益10億2,000万円、経常利益4億7,000万円、当期純利益4億5,000万円を見込む。

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