積水化学工業(株)は、子育て世帯への訴求強化の一環として、立命館大学教授・陰山英男氏とのコラボレーション「子どもが賢く育つ家づくりプロジェクト」を展開しているが、24日(日)、鉄骨系ユニット住宅「ドマーニ」をベースにした「かげやまモデル」のモデルハウスを、ユニット生産工場「東京セキスイハイム工業(株)」(埼玉県蓮田市)内にグランドオープンした。
「かげやまモデル」は、セキスイハイムの高い躯体性能と温熱環境をベースに、教育界の第一人者で子どもの学力向上にも実績がある陰山教授の子育てノウハウを取り入れた建物。
特徴は、(1)どこでも学習できる場所づくり、(2)生活習慣を支えるしかけ、(3)家族のコミュニケーションを演出する、の3点。
モデルハウス1階は、オープンなLDK大空間とし、子どもたちが勉強しやすいように、ダイニング横に大きなカウンターデスクを設置した。また、対面型キッチンを採用することで、家族間のコミュニケーションが図りやすくなっている。
2階の子ども部屋は、子どもが小さな頃はオープンな空間にし、成長に応じて部屋が仕切れるように可変性の高い空間にしている。また、小屋裏空間を利用した3階は趣味の部屋などフレキシブルな活用が可能となっている。
また、従来の暖房機能に加え、冷房・除湿機能も併せ持つ通年型空気調節システム「快適エアリー」を搭載。これにより、年間を通して快適な住空間を提供。省エネ・省コストも実現し、環境にも家計にも優しい仕様となっている。