山万(株)は1日、新しい情報提供サービスの開発を目的に、ジョルダン(株)とNTT東日本との共同の実証実験として、住民・行政・企業が一体となり多様なまちづくりを展開するユーカリが丘(千葉県佐倉市)の全世帯に対し、モニター募集を開始した。
ユーカリが丘では、地域生活の利便性向上に向け、新しい可能性を持つ情報端末を利用した情報提供サービスの導入を検討。その取組みの一環として、無線LANに対応し、タッチパネルで簡単に操作できるデジタルフォトフレーム型の次世代情報端末「光iフレーム(仮称)」を利用し、地元住民や商店と連携して、日本初の地域密着型の実験となる「未来情報都市プロジェクト」実証実験を、6月19日より開始する。
光iフレームは、携帯電話より画面が大きく、パソコンより軽量で簡単に操作が可能。家庭内のさまざまな場所で利用でき、通常はデジタルフォトフレームとして楽しむことができる。
今回の実験では、利用者である住民モニターは、有益な生活密着情報やニュース、イベント各種予約、割引情報、チラシ情報などを入手でき、興味あるコンテンツをタッチパネルで見ることができる。
なお、モニター募集期間は2010年6月1日(火)~11日(金)、実証実験期間は6月19日(土)~9月30日(木)の予定。募集世帯数150世帯。問合せは、山万街づくり推進室(TEL:043-487-6381)、ジョルダン企画営業部(TEL:03-5369-4054)まで。