東京都は20日、「マンション建替えの円滑化等に関する法律」(円滑化法)に基づき、都内21件目となるマンション建替組合「桜上水団地マンション建替組合」の設立を認可した。
1964年に旧・日本住宅公団が分譲を開始し、翌65年に竣工した敷地面積約4万7,900平方メートルの「桜上水団地」を建替えるもので、円滑化法による都内における認可事例のなかでも、最大規模のもの。
2009年9月に建替決議が成立し、10年2月に認可申請を行なっていた。
現マンションは鉄筋コンクリート造地上4~5階建て17棟・総戸数404戸、総延床面積3万500平方メートル。これを鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て約8~9棟・約880戸、総延床面積約9万5,100平方メートルに建て替える予定。
なお、同事業は15年まで実施される予定で、参加組合員は野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)の 2社。