不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/7/27

10年下半期の首都圏マンション市場、回復基調継続で2万3,000戸供給/長谷工総研が予測

 (株)長谷工総合研究所は26日、首都圏・近畿圏分譲マンション市場の2010年上半期総括と下半期の見通しをまとめたレポートを発表した。

 10年上半期は、新規供給が回復基調に転じはじめ、販売も順調に推移。首都圏では953件・2万171戸(前年同期比27.0%増)と、2年ぶりに2万戸を上回るマンションが供給され、初月契約率も78.9%(同10.3ポイントアップ)を記録。近畿圏も、435件・1万231戸(同0.7%増)が供給され、契約率は69.1%(同11.1ポイントアップ)と大幅に回復した。

 下半期も、市場の回復基調は継続すると予想できることから、首都圏で2万4,000戸、近畿圏で1万3,000戸が供給され、通年では首都圏4万4,000戸、近畿圏2万3,000戸の供給がなされると予測した。

 さらに、販売状況については、経済環境の改善、税制面のメリット、住宅エコポイント制度などによる買い得感の高まり、新規物件の増加などで回復基調が継続。買い得感がさらに改善され、10年末の分譲中戸数(在庫)も、首都圏が年初予想より1,650戸少ない4,950戸、近畿圏は同800戸少ない3,800戸とした。

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「海外トピックス」を更新しました。

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ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。