(株)不動産経済研究所は14日、8月度「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。
新規発売戸数は1,684戸(前年同月比59.3%増)と4ヵ月連続で増加。契約率も75.2%(同6.8ポイント増)で、5ヵ月連続で70%を超えた。
1戸当たりの平均価格は3,509万円(同▲3.0%)と2ヵ月ぶりのダウンとなったものの、1平方メートル当たり単価は48万1,000円(同2.1%増)と3ヵ月連続のアップ。販売在庫数は3,810戸(前月末比▲237戸)と9ヵ月連続の減少となった。
即日完売物件は、「リバーガーデンECOシティ-アリスの森-2期2次」(大阪市此花区、販売戸数30戸、平均価格2,737万円、平均倍率1.2倍・最高倍率5倍)など7物件128戸。
なお、9月の発売戸数は1,900戸程度となる見込み。