(株)アキュラホームは21日、2008年1月に発表された長期優良住宅仕様の注文住宅「OPTIS(オプティス)」に、エコ機能を標準仕様として搭載すると発表した。供給価格は据え置かれ、1,000万円台。10月契約分から採用している。
今回の改良点は、日射遮蔽・日射熱および自然風の利用などエコ機能を導入したこと。「深い軒の出」を建物全周に配し、日差しが低く直射日光が入る東西側の窓にのみ遮熱Low-Eガラスを採用。軒の出が夏の日差しを遮るため、南側はあえて通常のペアガラスとし、冬の日射熱を取り入れるようにした。
また、「格子付き地窓」、「高所用窓」、「通風欄間」を配置し、居室内に風の流れを創出。基本照明の一部に「LED電球」や「電球型蛍光灯」を採用することで非白熱化、発熱を抑制するとともに長寿命・省電力で光熱費を削減する。管柱には「国産杉材」を使用した。
なお、「オプティス」の累計販売棟数は4,271棟にのぼる。