不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/1/28

東京23区内の駅別世帯増加数、1位は「豊洲」駅/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は28日、「東京23区内の駅別世帯増加数」のランキング調査を公表した。最寄駅圏内の町丁目別住民基本台帳人口・世帯数を面積按分集計し、2005~10年の5年間を比較した。

 トップが「豊洲」駅(江東区) 、 次いで「勝どき」駅(中央区) 、「錦糸町」駅(墨田区)となり、大江戸線・半蔵門線などの鉄道延伸をきっかけとした湾岸や城東エリアへの世帯移動が明らかになった。この理由として、都内の大型オフィス供給が山手線の秋葉原~品川駅に集中しており、世帯人員が減少し、増えている単身・DINKS世帯が職住近接を望んだ結果とみている。

 同社は、「住みたいまちランキングのような調査で上位に入る『自由が丘』駅は全405駅中365位、『代官山』駅は401位と、実態は全く異なる結果となっており、実際に移住しているまちは現実的な判断が強く影響している」と分析した。

 同調査の詳細は同社ホームページまで。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。