日本ロジスティクスファンド投資法人(JLF)は2日、2011年1月期決算を発表した。
当期(10年8月1日~11年1月31日)の営業収益は54億3,300万円(前期比12.4%増)、営業利益は28億9,500万円(同13.6%増)、経常利益は25億9,500万円(同14.0%増)、当期純利益は25億9,400万円(同14.0%増)、1口当たりの分配金は1万7,857円となった。
当期は、拠点集約による業務効率化をめざすテナントの増加により、大規模物流施設の賃貸環境は堅調に推移。また、売買市場においては希少性の高い優良な大型物流施設の取得環境は厳しい状況だったものの、新たに「市川物流センターII」(取得価格174億1,500万円)を取得。期末時点の物件数は28物件、取得価格総額は1,432億4,000万円、総資産額は1,455億2,300万円となった。
次期については、営業収益54億7,100万円、営業利益28億600万円、経常利益25億1,700万円、当期純利益25億1,600万円、1口当たりの分配金1万7,000円を見込んでいる。