不動産ニュース / その他

2012/10/22

パッシブデザイン採用のマンション、室内環境が良好に/大京

 (株)大京は19日、10月下旬から発売する、パッシブデザイン採用の「ライオンズ上大岡エアーズヒル」(横浜市南区、総戸数32戸)で、室内環境効果を検証した。

 6月の横浜市の気温データを基に室内温度変化を検証したもの。一般的なマンションの窓を閉め切った場合と、同マンションの自然換気ストッパー付きの窓を10cm開放したところ、一般的な窓を閉め切ったマンションよりも、日中、政府の推奨する冷房設定温度28度を下回る室内環境となることが分かった。

 同マンションは、パッシブデザインへのさまざまな取り組みを実施。夏の日差しを和らげ、室内の温度の上昇を軽減する「グリーンカーテン」を設置。玄関ドアにはスリット状の換気口を設けたほか、リビング・ダイニングに給気口を2ヵ所設置することで、屋外の空気を効率良く取り込み、室内の空気循環を快適に保つ工夫や、木製建具の下部に通常よりも大きく隙間を設けることで、扉を閉めた状態でも室内に空気が流れる設計などを施している。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。