不動産ニュース / 政策・制度

2013/8/28

中古住宅流通、リフォーム促進に80億円/平成26年度国交省概算要求

 国土交通省は27日、平成26年度の予算概算要求を発表した。一般会計予算は5兆1,986億円(対前年度比1.17倍)、財政投融資が3兆399億円(同0.93倍)。「東日本大震災からの復興加速」「国民の安全・安心の確保」「経済・地域の活性化」の推進に向け予算を重点化し要求を行なう。

 住宅・不動産関連では、不動産市場の活性化のための環境整備に6億円(同6.27倍)を要求。具体的には、「不動産価格指数の整備」に2億円。「不動産関係情報ストックシステムの整備」に1億5,500万円、「不動産特定共同事業等の活用による不動産再生の促進」に6,800万円、「ヘルスケアリート等の活用に向けた環境整備」に7,000万円など。

 また中古住宅流通、リフォームの促進に80億円(同7.98倍)を配分。具体的には、「長期優良住宅リフォーム推進事業」に64億円を配分する。また、フラット35買取型の10割融資実施やフラット35Sの金利0.3%引き下げ継続、消費税率引き上げに伴う「すまい給付金」実施にも手当を行なう。

 なお、老朽建築物の建て替えや耐震改修等の促進に280億円(同2.76倍)を要求。耐震対策緊急促進事業は200億円と倍増させている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。