不動産ニュース / その他

2013/9/3

「通気ルーバー扉」など新たなパッシブ手法で、夏場の電気代を約3,300円節約/大京

 (株)大京は3日、同社が新築マンションに採用を進めているパッシブ手法の省エネ効果を解析、効果を数値化した検証結果を発表した。
 
 同社では、マンション内のパッシブ手法として「換気機能付玄関ドア」や「バルコニーのグリーンカーテン」、「自然換気ストッパー付きサッシ」等を採用に加え、新たに通気ルーバー扉を導入することを決定。この新たな手法により、どの程度の冷房負荷が削減されるかを検証した。

 新たなパッシブ手法により効果的に外気を取り入れ、室内環境を快適に保つことで、パッシブ手法を全く導入していないマンションと比べ、6~9月の4ヵ月間の電気代比で3,390円の削減効果を実証。7月下旬の室温の平均値で比較でも、室温を4.9度下げる効果があり、換気量も増すことがわかった。

 また新たなパッシブ手法を導入することで、夏季の帰宅時の熱気や空気の不快感を軽減。窓を開放することなく、防犯性も確保した上で、室内環境の改善が可能となることがわかった。

 同シミュレーションで行なった通気ルーバー扉は「ライオンズ田無セントマークス」(東京都西東京市、総戸数40戸)に導入する予定。

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