（株）ヤマダ・エスバイエルホームは、ネット・ゼロ・エネルギーハウス（ZEH）対応商品として、エネルギーゼロを実現する「E‐シェリエ ゼロ」と、光熱費ゼロを実現する「eスマイル ゼロ」を26日より販売する。
「E‐シェリエ ゼロ」では、東北北部レベルの断熱仕様を標準とする躯体の高断熱化と共に高効率省エネ機器でエネルギー使用量を抑制。さらに太陽光発電システムによる創エネにより住まいにかかるエネルギーの自給を実現する。新省エネ基準の標準的な住宅（159.23平方メートルで試算）では、年間の一次エネルギー消費量が約91GJ（ギガジュール）となるのに対し、同商品では56.9GJとなり、太陽光発電システムによる創エネ量60.1GJを差し引くと、エネルギー収支が概ねゼロとなる。
「eスマイル ゼロ」では、6kW以上の太陽光発電システム搭載による創エネと、リチウムイオン蓄電池設置による深夜電力の利用、省エネ機器採用により、主に料金制度を利用して光熱費収支ゼロを実現する。
構造はS×L構法（木質パネル一体構法）。販売価格は、「E‐シェリエ ゼロ」が坪当たり73万円台、「eスマイル ゼロ」が坪当たり53万円台。いずれも税抜価格。北海道、沖縄および一部の地域を除く全国で販売する。
