不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2014/10/2

私募リートの運用資産規模が2,000億円を突破/三菱地所グループ

 三菱地所グループの不動産投資・運用会社である三菱地所投資顧問(株)は2日、運用するオープンエンド型非上場リート「日本オープンエンド不動産投資法人」(JOE)の資産規模が、2014年10月1日時点で2,315億円と2,000億円を突破したと発表した。

 JOEは、11年3月から運用を開始しており、運用開始時の資産規模は270億円。今回、8回目の増資により新たな物件を取得し、現在の保有物件数は37件。投資主数は100社を超えており、54%が金融機関、39%が年金基金となっている。

 国内最大級の私募リートに成長した背景に、(1)都心3区に所在する大型オフィスビルを中心としつつ、築浅の賃貸住宅や商業施設へ分散投資された安定的なポートフォリオ、(2)目標利回りを超える配当トラックレコード、(3)物件拠出から物件の管理・運営に至る同社グループの充実したサポート体制などが評価されたとしている。

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