不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/30

14年の新設住宅着工、5年ぶりの減少に/国交省調査

 国土交通省は30日、2014年度および14年12月の建築着工統計を公表した。

 14年の新設住宅着工戸数は89万2,261戸(前年比9.0%減)と、5年ぶりの減少。新設住宅着工面積は7,568万1,000平方メートル(同13.2%減)で、同じく5年ぶりの減少となった。
 
 利用関係別では、持家が28万5,270戸(同19.6%減)に。分譲住宅は23万7,428戸(同10.0%減)で、うちマンションが11万475戸(同13.4%減)、一戸建住宅が12万5,421戸(同7.0%減)と、いずれも5年ぶりに減少した。貸家については、36万2,191戸(同1.7%増)と、3年連続の増加となった。

 また、12月の新設住宅着工数は7万6,416戸(前年同月比14.7%減)で、10ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積は626万8,000平方メートル(同19.5%減)と、11ヵ月連続で減少した。季節調整済年率換算値は88万3,000戸。消費税率引き上げ前の駆け込み需要の大きかった前年同月との比較のため、大幅な減少となっている。
 
 利用関係別では、持家が2万3,725戸(同25.5%減)と11ヵ月連続の減少。貸家が3万2,478戸(同8.9%減)と6ヵ月連続の減少。分譲住宅が1万9,606戸(同10.5%減)と2ヵ月連続で減少した。うちマンションは8,709戸(同10.5%減)と3ヵ月ぶりの減少、一戸建住宅は1万763戸(同10.5%減)で8ヵ月連続の減少。

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