不動産ニュース / 開発・分譲

2015/2/20

国内の「リゾート開発事業」を開始/陽光都市開発

 (株)陽光都市開発は20日、同社新規事業として「リゾート開発事業」を開始すると発表した。

 同社では不動産管理・仲介・賃貸事業や中国におけるサービスアパートメント運営管理事業、ワンルーム賃貸事業といった収益を獲得できる事業を展開していたが、新たな収益源としてリゾート事業を開始する。

 今回、(株)ZKRおよび同社グループ会社2社(以下、再生債務者)が民事再生法の適用申請の過程において、再生債務者より一部未開発の分譲予定地を取得した会社が保有する和歌山県西牟婁郡、静岡県熱海市の約155万平方メートルの土地を取得(当該新規事業用地)、それに伴い、その新規事業用地を特性や収益性に応じて(1)同社が開発を行ない、販売委託する開発事業用地、(2)区分での分譲を行なう区分事業用地、(3)開発や区分分譲を開始するまでに長時間を要する事業用地の3つに分類し事業を開始する。
 
 (1)では「リゾート開発事業」として宅地造成を行ない、リゾートセカンドハウスとしてログハウスを開発・建設し、日本国内および海外セカンドハウス・移住者向け住宅として販売、(2)は従来から同社グループが行なってきた不動産販売事業の一つとして、概ね10年を目途に、別荘地として区画ごとに分譲もしくは、建物の建築を受託し、管理事業も併せて行なう。(3)では不動産賃貸事業の一つとして、開発や区分分譲を開始するまでの期間を固定資産として保有し、用地を貸与する賃貸事業を計画している。取得費用等は合計約5億3,000万円。

 なお、同事業は、同社子会社の(合)TYインベスターズが行なっていくことから、同社への4億8,000万円の増資を実施。連結子会社となることを決議した。

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