不動産ニュース / 仲介・管理

2015/8/7

ホテル事業、将来的には売上高1,000億円規模に成長期待/サンフロンティア不動産

 サンフロンティア不動産(株)は6日、2016年3月期第1四半期の決算説明会を開催し、代表取締役社長の堀口智顕氏が今後の展開などについて説明した。同四半期の決算数値については過去のニュース を参照。

 新規事業のホテル開発(関連記事 )については、外国人観光客の増加を好機と捉えて参入。得意とするリノベーションだけでなく、用地取得して新築するビジネスモデルでも展開し、オフィスなどと同様、投資家に売却する。堀口社長は「当社が取引する投資家の方々はおおむね10億円前後の物件を求めている。また、オフィスや住宅だけではなく、ホテルの需要も高く、新築の需要が特に見込める」とコメントした。

 取得・開発するホテルはおおむね200室程度を想定。投資家に売却後もホテルオペレーションを請け負うことで、安定した収益を期待する。将来的には700億~1,000億円規模の事業に育てる考え。現在、東京だけでなく千葉・舞浜、名古屋、山梨などで物件を仕掛中だという。

 また、不動産コンサルティングや賃貸住宅管理を手掛ける(株)パワーコンサルティングネットワークス(東京都渋谷区、代表取締役:谷崎憲一氏)の発行済み株式の20%を取得したことも明らかにした。オフィス分野を得意とするサンフロンティアと、賃貸住宅を得意とするパワーコンサルティングのノウハウを組み合わせて、相乗効果を狙っていく。

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