不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/8/12

投資用不動産の物件価格、上昇傾向に/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは10日、2016年7月期の「投資用市場動向データ最新版」の調査結果を発表した。同社が運営する不動産投資サイト『楽待』(http://www.rakumachi.jp)に7月中に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りは8.93%(前月比0.38ポイント低下)、問い合わせ物件の表面利回りは11.02%(同0.10ポイント低下)といずれも低下。一方、新規掲載物件の価格は7,426万円(同1,074万円上昇)、問い合わせ物件の価格は6,126万円(同387万円)といずれも大きく上昇した。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りは7.39%(同0.32ポイント低下)、問い合わせ物件は9.4%(同0.22ポイント上昇)。新規掲載物件の価格は2億3,294万円(同2,084万円上昇)、問い合わせ物件は1億8,941万円(同905万円低下)。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが7.87%(同0.09ポイント低下)、問い合わせ物件は10.31%(同0.07ポイント上昇)。物件価格は、新規掲載物件が1,609万円(同132万円上昇)、問い合わせ物件は1,207万円(同76万円上昇)となった。

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