不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/12/22

新築戸建ての成約価格、2ヵ月ぶり全エリアで上昇/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は22日、同社ネットワークにおける11月の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て9,493件、中古マンション894件、成約件数が新築戸建て1,589件、中古マンション682件。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,457万円(前年同月比0.6%上昇)、成約価格は3,451万円(同2.6%上昇)となり、いずれも13ヵ月連続のプラスとなった。東京都下の成約価格は3,705万円(同3.3%上昇)と、7年10ヵ月ぶりに3,700万円台となり、東京23区は4,960万円(同7.9%上昇)と13ヵ月連続の上昇。神奈川県では17ヵ月連続、埼玉県では12ヵ月連続上昇と、2ヵ月ぶりに全エリアで上昇となった。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,472万円(同5.4%下落)で2ヵ月連続の下落となった。成約価格は2,610万円(同21.6%上昇)と、8ヵ月連続のプラス。ただし、千葉県が1,549万円(同5.5%下落)となり、4ヵ月ぶりに全エリアでの上昇がストップした。

 1平方メートル当たりの成約価格は44万4,700円(同15.4%上昇)と、10ヵ月連続のプラスとなり、成約価格が登録価格(40万4,900円)を10ヵ月連続で上回っている。

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