


(株)コスモスイニシアは17日、商業施設やカフェのデザインを数多く手掛ける(株)トランジットジェネラルオフィス(東京都港区、代表取締役社長:中村貞裕氏)と協働で展開するリノベーションマンションの新ブランド「INITIA ID(イニシア アイディー)」の初弾「秀和元麻布レジデンス」(東京都港区)のモデルルームを報道陣に公開した。
「INITIA ID」は、都心部で利便性の高い立地のマンションを選定。マスコミやデザイナーなどデザインを重視するユーザーをターゲットに、デザイナーズホテルのような空間を提案する、同社のリノベーションマンションのイメージリーダー。トランジットジェネラルオフィスが主導となり、インテリアデザイナーやインテリアコーディネーターが室内デザインと家具やアートの選定を行なう。また、オリジナルのリネンも付ける。
「秀和元麻布レジデンス」は、東京メトロ南北線「麻布十番」駅徒歩7分に立地。販売物件は、4階2LDK(専有面積94.43平方メートル)、販売価格は1億400万円。モルタルとステンレスで仕上げたヘの字型のオリジナルキッチンや、琉球岩石の石壁、主寝室と洗面室をつなぐ大型のウォークインクロゼット、ホテルライクなガラスパーテーションなどを採用した。改修費は約1,800万円。すでに、6組が来場した。
また、同時に「パーク・ノヴァ目黒不動前」も発売。東急目黒線「不動前」駅徒歩7分に立地。1986年5月築の鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て。販売物件は1階2LDK(専有面積68.24平方メートル)、販売価格は6,800万円(税込み)。南西角部屋をフルリノベーションし、タイル貼りの洗面室とバスルーム、洗面室とつながるベッドルームなどを採用した。
同ブランドは、今後も立地と物件を選定しながら、リノベーションマンション全供給量の5%程度を目安に供給していく方針。