大和ハウス工業(株)は23日、開発造成工事と企業誘致活動を進めてきた工業団地「防府テクノタウン」(山口県防府市)において、初の進出企業が決定したと発表した。
同工業団地は、総事業面積(敷地面積)約14ha、販売面積約13ha。企業の製造施設、物流施設、研究所など事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能となる。
JR山陽本線「防府」駅から約3.7km、山陽自動車道「防府東インター」から約5.8kmと、アクセス良好なエリアに位置。水資源も豊富で、重要港湾に指定された「三田尻中関港」にもアクセスが可能な立地。
進出する企業は自動車・付属品製造を行なう(株)ワイテック(広島県安芸市、代表:山本周二氏)。
物件は、「防府テクノタウン」の1・2号地で、敷地面積は2万9,342平方メートル。建築概要は1万6,421平方メートル、鉄骨造2階建て。2017年2月に着工し、同年10月に竣工予定。
同社では進出企業の住宅や寮、社宅といった福利厚生施設も提案していく。