日本郵便(株)と名工建設(株)は、JR「名古屋」駅に直結する大規模複合ビル「JPタワー名古屋」(名古屋市中村区)が4月1日に全面開業すると発表した。
同ビルは、2010年12月に都市再生特別地区として都市計画決定。15年11月に竣工し、12月にオフィステナントが入居開始、16年6月には商業施設「KITTE名古屋」等が先行開業していた。建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の制振構造を採用した。地上40階地下3階建て、延床面積は中部圏最大規模となる約18万平方メートル、オフィス床面積は約8万平方メートル。
4月1日には、1階の「名古屋駅バスターミナル」が供用開始となる。「名古屋」駅の市バス停留所18バースを集約する。このほか、同バスターミナル沿いに新たに6店舗がオープン。加えて、2階部分とJR「名古屋」駅が直結し、地下1階では名鉄・近鉄・市営地下鉄の各線に接続するなど、計画事業がすべて完成する。
なお、5月には総合健診センター「名駅サテライトクリニック」も開業する。