不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/2/2

不動産の買い時感、やや減少/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は2日、12回目となる「住宅購入に関する意識調査」の結果を発表した。同社の不動産情報サイト「ノムコム」会員に半年ごとにインターネットアンケートを実施しているもの。今回は1月12~19日に実施、有効回答数は1,339人。

 不動産の買い時感は、「買い時だと思う」との回答が11.3%(前回調査比2.5ポイント減)、「どちらかといえば思う」が33.3%(同1.0ポイント減)と、合わせて44.6%(同3.5ポイント減)となった。「思わない」は24.2%(同6.9ポイント増)と増加した。

 買い時だと思うと回答した人に、その理由を聞いたところ「住宅ローン金利が低水準」という回答が68.7%(同15.6ポイント減)と前回より減少。次いで、前回には回答がなかった「今後、消費税の引き上げが予定されている」が44.9%と多い結果となった。

 今後の不動産価格については、「上がる」が23.2%(同1.4ポイント減)、「横ばいで推移する」が35.1%(同1.4ポイント増)、「下がる」が27.3%(同3.4ポイント減)。

 住宅ローン金利の動向については、「上がっていく」が36.1%(同13.6ポイント増)、「ほとんど変わらない」が45.7%(同13.7ポイント減)、「下がっていく」が4.3%(同4.0ポイント減)と、低金利の継続を予想する回答が最多となった。

 不動産の売り時感は、「売り時だと思う」との回答が18.4%、「どちらかといえば思う」が53.3%と、合わせて71.7%となった。「思わない」は5.7%となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。