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2017/2/8

VC国内1,000店舗体制目指す/リノベ不動産

「リノベ不動産」ネットワークの加盟店が集まったサミットの様子
「リノベ不動産」ネットワークの加盟店が集まったサミットの様子
「全国どこでも当たり前に中古+リノベが手に入れられる環境をネットワークで構築したい」と意気込む、鎌田社長
「全国どこでも当たり前に中古+リノベが手に入れられる環境をネットワークで構築したい」と意気込む、鎌田社長

 既存住宅購入+リノベーションのビジネス手法を広めるボランタリーチェーン(VC)を展開するリノベ不動産(株)(横浜市神奈川区)は7日、加盟店を集めた「サミット冬」を開催。約130人が参加した。

 「リノベ不動産」ネットワークは、不動産売買・仲介やリノベーションの施工を手掛ける(株)和久環組(屋号:Beat HOUSE、横浜市神奈川区)代表取締役の鎌田友和氏が約2年前に立ち上げた。現在の加盟店は全国約70社。

 会の冒頭、鎌田氏は、「暮らしが豊かになれる住宅を提供していきたいという思いでVC事業を始めた。全国的にこの取り組みをもっと広げていきたい。どの地域に住んでいても当たり前に中古+リノベが手に入れられる環境をネットワークで構築したい」と述べた。加盟店舗数を20年に300店舗、25年に800店舗を達成し、将来的には1,000店舗体制構築を目指すとした。

 加盟店向けサービスとして、営業コンテンツの拡充、ウェブページリニューアルなどを実施したと発表。リニューアルでは、スマホへの最適化などユーザビリティを向上させたほか、各種不動産ポータルサイトと連携させた。今後は、4月中旬には事業内容を解説する漫画コンテンツのリリースも予定しているほか、SNS研修も実施。同社と業務提携を結ぶ、これまで約4,000社のSNSマーケティングを手掛けてきたベンチャー企業・アライドアーキテクツ(株)によって、SNSを活用した販売支援ノウハウを提供する。

 講演では、アライドアーキテクツ代表取締役の中村壮秀氏と(株)リクルート住まいカンパニーSUUMO編集長の池本洋一氏が登壇。
 中村氏は、グローバルな視点で、主要企業や政府もSNSマーケティングを重視しているとし、「顧客層を意識した、FacebookやInstagramなど自社に合う媒体を選ぶことが重要」とした。そのほか、ファンサイトやQRコードを活用したアンケート機能など、さまざまなツールを活用してユーザーの声を取り込んでいくこと、ユーザーによるSNSで宣伝が拡散していくことなどが重要だとした。
 池本氏は、17年のリノベーション周辺のトレンドとして、マーケットの今、集客できる「リアルイベント」、共感コミュニケーションなどについて語った。
 16年は、首都圏における中古マンションの成約数が新築マンションの供給戸数を上回るエポックメイキングなことがあったとした上で、住宅購入者のうち新築志向が圧倒的に高いままだが、新築マンション購入者のうち中古マンションを同時検討している人やリノベーションの認知度・検討者などはここ数年で伸びているとした。
 また、リノベーション物件を活用したイベントなどを開催することによって顧客との信頼関係つくれ、SNS発信による宣伝にもつながるとした。
 接客・情報提供の面で、若い世代を中心に、良い部分・悪い部分すべてを主観的に語り掛ける「情報公開共感型コミュニケーション」が求められているとした。

 続いて、加盟店より(株)スプリングヒル(名古屋市瑞穂区)代表取締役の梶田智裕氏、(株)アイジーコンサルティング(静岡県浜松市)FULL HOUSE企画・デザイン担当の高木春佳氏、Beat HOUSE営業マネージャーの高橋隆之氏をスピーカー、リノベ不動産取締役の渡邊勇太氏をモデレーターとして、各社の「中古+リノベ」の参入理由や事業実績、今抱える課題、自社独自の取り組みなどをテーマにディスカッションを実施。
 成功ケースとして、「建物査定の受注から媒介契約につなげ、物件掲載数を上げることでリノベ顧客獲得にもつなげている」「物件紹介の文章の内容・見せ方、表現にこだわり、物件タイプによって書き分けることで集客を上げている」などが紹介された。また、ブランディングによる集客強化や地域のユーザー認知度の向上などを、各社今後の目標として語った。

 また、加盟店のリノベーション事例の共有を目的とした第1回「ワクワク事例コンテスト」も開催。31事例がノミネート。サミット参加者全員で「間取り変更に特徴がある」「内装デザインにこだわりがある」「ワクワクするポイントがある」の3部門それぞれに適していると考える物件に投票し、各部門の最優秀作品を選出、表彰した。

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