(株)東京カンテイは7日、2017年1月の主要都市圏別の新築小規模一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。
首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は4,077万円(前月比1.4%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇した。都県別にみると、東京都は4,946万円(同0.2%上昇)と反転上昇、神奈川県は3,955万円(同3.6%上昇)と2ヵ月連続で上昇、千葉県は3,468万円(同8.3%上昇)となった。一方、埼玉県は3,197万円(同0.9%下落)と2ヵ月連続で下落した。神奈川県でやや大きく回復したのをはじめ、埼玉県以外は強含んでおり全体的に回復基調となった。
近畿圏の平均価格は2,953万円(同1.4%下落)と反転下落。大阪府は2,901万円(同2.7%下落)と反転下落。兵庫県は3,290万円(同3.4%上昇)で反転上昇、京都府は3,098万円(同4.0%上昇)で3ヵ月ぶりの上昇となった。
中部圏の平均価格は3,435万円(同0.6%上昇)と2ヵ月連続での上昇。愛知県は3,598万円(同1.4%下落)と反転下落した。