不動産ニュース / その他

2017/3/6

多言語帰宅困難者に対応した防災訓練を実施/三菱地所他

帰宅困難者役に非常食などの備蓄品を配備
帰宅困難者役に非常食などの備蓄品を配備
多言語翻訳アプリを活用。スマホのマイクにむけて日本語を話すと、英語・中国語・韓国語に翻訳される。同時に画面にも会話のやりとりが表示される
多言語翻訳アプリを活用。スマホのマイクにむけて日本語を話すと、英語・中国語・韓国語に翻訳される。同時に画面にも会話のやりとりが表示される

 三菱地所(株)と三菱地所プロパティマネジメント(株)は6日、千代田区が主催する防災訓練に参加。同社の運営する東京ビル(東京都千代田区)において多言語帰宅困難者対応訓練を実施した。

 金融機関や大手法律事務所などが集積している丸の内エリアには、海外企業などが増えグローバル化が進展している。また、海外からの観光客も多く来街しており、有事の際の帰宅困難者への対応が重要となっている。

 そうした背景から、今回の防災訓練では備蓄品の配備や帰宅困難者の誘導に加え、外国人就業者および来街者への対応をメニューに追加。日本語、英語、中国語、韓国語に対応し、シーンに応じてアナウンスできる「多言語メガホン」や、同社グループで開発した多言語翻訳アプリを活用した誘導訓練などを実施。同社社員の他、外国人就業者など約100名が参加した。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。